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今回はYellowdogprojectについてお話したいと思います。
私たち人間と同じように、フワフワたちにだってそっとしておいて欲しい時があります。
「イエロー ドッグ プロジェクト」…それは、黄色いリボンや黄色いものを付けている犬を見かけたら、側に寄らずにそっとしておいてあげてくださいね。というメッセージ。2012年6月にスウェーデンで始まった運動です。

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子どもたちが「わんわんだ~!!」と急に駆け寄ってきて吠えてしまった。
そんな時、ついつい我が子を叱ってしまいますよね。

お散歩で出会った飼い主さんが「うちの子は大丈夫ですから~」といきなり近づけてきて「ヒヤッ」とした。
そんな時、何もしていない我が子のリードを強く引いてしまいますよね。

もし…前もって相手に「そっとしておいて」と伝えられたらどうでしょう。

また、健康上の問題がある子、トレーニング中の子、社会復帰のための訓練中の子なども
外から見ただけではわからないことが多いですよね。

そんな時周りからひと目みて「そっとしておいてほしいんだね」ってわかったらどうでしょう。

現在、スウェーデン、アメリカ、オーストラリア、カナダ、オーストリア、ブラジル、ブルガリア、
フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、
ポーランド、ポルトガル、南アフリカ、スペイン、トルコ、イギリスなど20か国以上の人々が
このプロジェクトに参加しています。

プロジェクトの趣旨としては 「リードに黄色いリボンや黄色いものを付けているフワフワを見かけたら、
近づいたりしないでそっとしておいてね」というメッセージを広めていこうというものです。

私たち人間だって、誰とでもすぐに仲良くなれる人もいれば…時間がかかる人もいます。
それぞれのペースでそれぞれに合った方法で社会性を育んでくれれば良いと思います。

Yellowdogproject…私たちひとりひとりが彼らとの生活の中での大切なことを学び、考え、
意識しこのプロジェクトが広がっていくことを願います。

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